令和7年税制大綱で確定拠出年金にも変化の兆し?

昨年12月末に発表された令和7年税制大綱に記載されている確定拠出年金関連の変更は確定拠出年金業界に少なからず影響を与える内容だ。iDeCoプラスやiDeCo併用など、これまでの改正は構造変化をもたらすには至らない内容だった。ただ今回は違う。一部の対象者の除いては企業型DCとiDeCo掛金の上限額を共通の62,000円に引き上げ。また一見地味な内容ではあるが「マッチング掛金のルール変更」は実は大きな変化をもたらす予感がする。意図してのことなのかどうかは知る術もないが、この「掛金上限の引き上げ」「マッチングルール変更」はこれまで10年以上にわたって受託拡大してきた選択制DCの否定につながるだろう。なぜそうなるのかは次回以降で。

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